2008年04月10日

『右』と『左』の使い方

『ゲームの右と左 マリオはなぜ右を向いているのか』という、興味深い
題名のブログを読みました。

『右』と『左』の使い方の国による文化的要素、そして『左』と『右』の
どちらが上位か?、映画、書物、ゲーム、パソコンといった世界における
『左』と『右』の意味づけなど、なかなか面白い記事でした。

しかし、記事のボリュームが多く、少々うんざりしてしまう感じで
ちょっと、読み続けるには辛いな…という印象を受けました。

だた、内容的にはとても興味深いものでしたので、そのエッセンスだけ
でも、ご紹介したいと思います。


■『左』と『右』のどちらが上位か?
 ・日本は左上位:唐(中国)では、北が最も上座で皇帝は南を向いて座る。
         その際太陽は皇帝から見て左である東から上るので左
         上位となった。
         そして、日本も唐の長安を倣って平城京を造ったため
         左上位となった。だから京都で左京区は東に、右京区は
         西にある。右大臣よりも左大臣の方が偉い。

         明治以降、日本では西洋の右上位が流入する。これまで
         天皇の位置は向かって右(天皇にとっては左)だったのが、
         大正天皇の即位の際に天皇が向かって左(天皇にとって
         右)に座った。
         この影響により、これまで「お雛様−お内裏様」と
         お内裏様を向かって右に置いていたのが、「お内裏様−
         お雛様」と置くことが関東を中心に広まった。
         そして、右腕や座右の銘など右はポジティブだが左遷
         など左はネガティブ。
         日本は元々左上位だったが現代は右上位が優先。

 ・西洋は右上位:"right"(右)に正しいと言う意味があり、"left"(左)
         は"leave(去る)"の過去形で、"left-hand"には不誠実な
         と言う意味もある。

■日本は古来より縦書きであり文字を右上から左下に読む。
縦書きにおいて、右上から左下へと書く理由は元々中国では木管に文章を
書いており、それを繋げて巻物にする際に右から左にまとめた方が読みやすい
からという理由。だから、巻物は右から左へと読み、この形式がそのまま本に
なると左綴じの本となる。
一方横書きも元々は現在のアラビア文字のように右から左に書いていた。
その理由は右利きの人が石版に刻む際に、左手にノミ、右手に槌を持った方が
力を入れやすいから。それから、洋紙などに書くようになると右手でペンを
もつので書きやすい右から左になったと考えられている。

■舞台では、観客から見て右側が上手で、左側が下手。
西洋では壇上から見るためか、上手を“left hand(stage left)”、下手を
“right hand(stage right)”と呼び、上手と下手の位置関係や役割は日本
と同じ。
 ・落語で、身分の高い人に話しかける際は舞台の上手である右を見る。
 ・主人公は右、敵役は左に配される。
 ・主人公は右から入場する
 ・主人公より格上は主人公よりも右。
 ・下座である左に玄関が配置される。よって、来訪者は左からやってくる。
 ・子役は左からやってくる。
 ・主人公は左へと旅たち、右に帰還する。

■右から左に進行するのが映像のロジック。
映画のスタッフロールは上下で考えると視線は「↓」と上から下に流れるのが
自然。しかし、映画のスタッフロールは「↑」と下から上に上昇する。
これは、横書きされたコメントを「→」と左から右へ読むからだ。視線が
「→」と左から右へと動くか、目標が「←」と右から左へと流れた方が捉え
やすい。
なぜならば、「→」と左から右へ動く視線に「←」と右から左へ流れる目標が
交錯するから。相対速度を考えると、視線と目標の動きが交錯するので
スピードアップし、結果として文字を早く読める。

■ゲームのロジックは、「→」と左から右へクリアする
ゲームはキャラが右を向き「→」と左から右へ進行するのが一般的。これは
コンピュータゲームというようにコンピュータを継承しているから。
コンピュータの起点は画面左上である。これは、「→」と左から右へと読む
横書き文化圏で発展したから。

それにしても、ただ左だ右だと言うだけのことでも、これだけ色々理由がある
ものなのですね … 感心してしまいました。


原文は、これでもかと言うぐらい色々な事例で紹介しています。原文を読んで
みたい方の為にリンクしておきますので、どうぞご覧下さい。

ゲームの右と左 マリオはなぜ右を向いているのか :
           http://d.hatena.ne.jp/lastline/20080329/1206781018


【この記事は、僕のメルマガ 『しんたさんのメルマガ』 の中の「しんたのたわ言」の部分です。】


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posted by しんた at 06:29| Comment(1) | TrackBack(0) | しんたのたわ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
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良い品質、低価格は
 私達の勝ち残りの切り札です。
★かまわないです
歓迎して次回買います
よろしくお願いします
Posted by コピーシャネル at 2013年05月22日 15:22
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