2017年04月16日

離乳食

10日ほど前になりますが、とても辛いニュースがありました。

それは、生後6か月の男の子が、離乳食として与えられた蜂蜜が原因と見られ
死亡した事故です。

おそらく、栄養価の高い蜂蜜を食べさせて、元気な子になって欲しいという
親御さんの行動だったと思いますが、1歳未満の乳児に蜂蜜を食べさせては
いけないという情報を知らなかったことが悔やまれます。

この「1歳未満の乳児に蜂蜜を食べさせてはいけない」という情報は、割合に
知られているといわれ、また蜂蜜や蜂蜜ろ使った製品には、注意書きが
書かれていることが多いのですが、残念ながら生後6か月の男の子の
親御さんには、その情報が届いていなかったのでしょう。

ところが、驚いたことにあの有名な料理サイト「クックパッド」には、
なんと「離乳食 はちみつ」というレシピが147品も紹介されていました。
(確認したのは、2017.4.9)

例えば、「離乳食後期に!米粉のパンケーキ」「つかみ食べフレンチトースト」
「離乳食後期?HB南瓜パン」「砂糖不使用!蜂蜜いちごジャム」などが食材
としてどれも蜂蜜が使われています。

ただ、こうしたメニューの中には、「1歳過ぎたら蜂蜜もOKなので離乳食
完了後のおやつ ... 」などと書かれているものもありますが、やはり
離乳食として蜂蜜を使うのは問題だと思います。

以前にも、医学的根拠に欠ける記事が多数掲載されていた問題あり、
IT大手のDeNAが会見を開き、謝罪したのを覚えています。

やはり、医学的、科学的知識のない人の書いた生命の危険に関わる情報は、
それを掲載する運営サイトが責任をもって裏づけや確認を取ってから
世の中に発信しないと、今回のような大きな問題になるのだと思います。

さて、先ほどの蜂蜜事件ですが、なぜ蜂蜜は大人は大丈夫なのに、
乳幼児には危険なのでしょう?
僕は、蜂蜜は栄養価が高くて、赤ちゃんには強すぎる...程度の認識しか
ありませんでした。

いろいろネットで調べてみると、蜂蜜は乳幼児には良くないということを
知っていても、充分火を通せばOKと思ってる人が多くいることが分かり
ました。

なぜ「火を通せばOK」という理屈がでているかというと、蜂蜜に含まれる
ボツリヌス菌によって、乳児ボツリヌス症になるというところからです。
だから、ボツリヌス菌を熱で殺せばOKという理由ですが、ボツリヌス菌は
100℃だと6時間加熱し続けなければ死滅しないので、そこまで時間をかけて
蜂蜜を食べさせるというのは難しいのです。

大人が蜂蜜食べても平気なのは、腸内細菌によるもので、1歳未満の乳児は
腸内の環境がまだ整っていないため、乳児ボツリヌス症が発症してしまう
ようです。また、大人でも、長期の抗菌剤治療受けて、腸内細菌叢が
働かない状態で蜂蜜とると、ボツリヌス症を発症することがあそうです。

そして、注意するのは蜂蜜だけでなく、黒糖やコーンシロップなども
ボツリヌス菌による被害を引き起こすので1歳未満には与えないことと
言われています。


※ こそだてハック( https://192abc.com/40096 )参考





【この記事は、僕のメルマガ 『しんたさんのメルマガ』 の中の「しんたのたわ言」の部分です。】




posted by しんた at 09:54| Comment(0) | TrackBack(0) | しんたのたわ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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