“Windows 7”ですが、面白い実験をしたサイトを見つけましたので、その
概要を紹介したいと思います。
「日経トレンディネット」( http://trendy.nikkeibp.co.jp/ )の 2009年
06月24日の記事から抜粋しての紹介となります。
Windows 7 は Windows Vista をベースにしたOSであり、Vistaとの互換性が
非常に高い。Windows Vista から Windows 7 へアップグレードすることで
使えなくなるハードウエアやソフトウエアが出ることは考えにくい。
しかも、Windows 7 の動作が軽いのなら、低スペックの古いパソコンに
インストールしても使える筈ということで試みた… と書かれていました。
確かに、そういった考えが出るのはもっともな事だと思います。
動作確認のために用意したパソコンは次の7台でした。
・富士通 FMV-BIBLO NW/C90D(2008年12月発売)
・富士通 FMV-BIBLO NF75U/V(2007年2月発売)
・オンキヨー SOTEC C103S4(2009年3月発売)
・富士通 FMV-BIBLO LOOX U/C30(2008年12月発売)
・富士通 FMV-BIBLO LOOX Q70TN(2006年9月発売)
・富士通 FMV-BIBLO MG70H(2004年4月発売)
・パナソニック Let'snote W2 CF-W2B(2003年10月発売)
前提条件は、Windows 7 RC版を Dドライブ( Dドライブがないものはパーティ
ションを設定 )にインストールし、旧OSとのデュアルブート構成にする。
インターネットに接続した状態でインストールし、インストール後は Windows
Update を適用。
インストール前に、Windows 7 が動作するかどうかを確認するためのソフト
“Windows 7 Upgrade Advisor Beta”をインストール。
そして、7台の結果は・・・
●富士通 FMV-BIBLO NW/C90D / Core 2 Duoを搭載した昨年末発売のA4ノート
インストールはトラブルなく終了。動作は快適で Windows Aero も問題なし。
Windows Vistaより体感で軽く感じられる。
「パフォーマンスの情報とツール」でのスコアの値も悪くない。
Windows 7 の起動時間は約48秒。テレビチューナーは Windows Vista 用の
ドライバーを認識したものの、対応ソフトがないと利用できない。
〔結論〕
現在販売されている Core 2 Duo 搭載のA4ノートなら、Windows 7 を
インストールすると Windows Vista よりも軽快に利用できる。
ただしテレビチューナーなどの特殊なハードウエアがある場合は、メーカー
の対応を待ってからアップグレードする方がよさそう。
あるいはデュアルブート構成にして元のOS( Windows Vista )も起動でき
ようにしておくのがいい。
●富士通 FMV-BIBLO NF75U/V / Windows Vista 初期のスタンダードA4ノート
Windows 7のインストールはトラブルなく終了。ただしワンセグチューナー
など認識されないデバイスがいくつかある。
動作は Windows Vista を使っていたときよりも明らかに軽く感じられた。
Windows Vistaとほぼ同時に発売されたパソコンを使っている人はアップ
グレードがお薦め。起動時間は約54秒。
〔結論〕
Windows Vista登場とほぼ同時に発売されたパソコンは、Windows 7 への
アップグレードがお薦め。特にメモリーが1GBのパソコンでは動作がグっと
軽く快適になる。
●オンキヨー SOTEC C103S4 / Atom搭載のネットブック
Atom N270(1.60GHz)と1GBメモリーを搭載したネットブック。
OSはWindows XP で動作は軽い。
光学ドライブがないので、外付けDVDドライブを用意してインストール。
インストール終了後、Windows Aero が自動的にオンになった。
動作は、Core 2 Duo搭載パソコンに比べると重いが、ストレスを感じるほどで
ない。
Windows Aero をオンにした状態でも、快適に利用できる。Windows Aero の
透明効果をオフにすると、描画やウインドウの開閉がスムーズになり、快適度
が増す。
Windows 7の起動時間は約55秒。
〔結論〕
Atom N270(1.60GHz)と1GB のメモリーを備えたネットブックでは、
Windows Aero をオンにしてWindows 7 が使える。Windows XP に比べると動作
は少し重いが、実用的なレベル。
●富士通 FMV-BIBLO LOOX U/C30 / Atom N270より処理性能の低いCPUを搭載
したミニノート
光学ドライブがないので、インストールは外付けドライブを利用。
インストール終了後、Windows Update を実行すると最新ドライバーが
ダウンロードされ、チップセット内蔵グラフィックスが認識される。
大きなトラブルはないが、スリープからの復帰時に画面が黒くなる。F5キーを
押すなどして画面を再描画させると元に戻る。
Windows Aero は、最新ドライバーを適用した後に「パフォーマンス測定」を
実行すると利用できた。ただ透明効果がオンになっていると動作は重い。
透明効果をオフにするとかなり改善され、ストレスなく使えるレベルになる。
それでもWindows XPに比べると動作は重い。
Windows 7 の起動時間は1分15秒78。
〔結論〕
Atom Z520レベルのCPUだと動作は重い。Windows Aeroの透明効果をオフに
すればいくらか改善される。それでもWindows XP の方が明らかに動作は
軽い。
無理にWindows 7 にアップグレードする必要はない。
クロック周波数1.60GHzの Atom Z530 を搭載する「FMV-BIBLO LOOX U/B50」
にもインストールしてみた。
こちらは Windows Vista のときより少し動作が遅くなる程度で済む。
●富士通 FMV-BIBLO LOOX Q70TN / メモリーが512MB、低スペックのスリム
ノート
メモリーは512MBで、Windows 7 の推奨動作要件である1GBを下回っている。
Windows XP の動作もやや重く感じられる。
インストールはトラブルなく終了したが、Windows Aero がオンにならず、
「Windows 7 ベーシック」の画面になる。
動作は「FMV-BIBLO MG70H」の場合よりもやや重く感じられた。Windows XP
でも動作が重かったので、Windows 7にすることでさらに動作が重い。実用に
できないこともないが、無理に Windows 7 にする必要はない。
Windows 7の起動時間は約1分46秒。
〔結論〕
Windows 7 は安定して動作するが動作は重い。Windows Aeroも利用できない。
このクラスのグラフィックス機能や、512MBのメモリーを搭載するパソコンで
無理に Windows 7 を利用する必要はない。
●富士通 FMV-BIBLO MG70H / 5年前の古いモバイルノート
CPUはCoreシリーズが登場する前に使われていたPentium M 1.60Hz。
メモリーは標準の256MBから512MBに増設。Windows XP なら十分快適に利用
できるが、Windows 7 の推奨動作要件は下回っている。
インストールは少々時間がかるが、特にトラブルなく終了。
Windows 7 を起動すると、Windows Aero はオンにできないものの、動作は
それほど重くは感じられず、思いのほかスムーズに動作。この機種より新しい
「FMV-BIBLO LOOX Q70TN」よりも軽快な動作。
CPUのクロック周波数の違いが影響していると考えられる。
「パフォーマンスの情報とツール」のスコアを見ると、いずれも最低ランク。
メモリーも動作要件を下回っている。
それでも、これぐらいのスペックであれば Windows 7 は利用できる。
しかし、Windows Aeroを利用した操作はできないので、操作性は落ちる。
当然ながら、動作はWindows XP の方が軽快なので、無理に Windows 7 を
インストールすることもない。Windows 7 の起動時間は約1分7秒。
〔結論〕
5年前のモバイルノートでも、Windows 7 はスムーズに動作。
しかし、Windows Aero には対応できないため、Windows Aero を生かした操作
はできない。Windows 7 らしい使い方ができないのでは魅力半減。
●パナソニック Let'snote W2 CF-W2B / 1GHzのCPUを搭載した低スペック機
CPUは「FMV-BIBLO MG70H」と同じ Pentium M だがクロック周波数が1GHzと
低い。
メモリーは標準で256MBだったものを512MBに増設している。ストレスを感じる
ほどではないが、Windows XPでも動作は重い。
インストールはトラブルなく終了。Windows Aero はオンにできない。
Windows 7 の動作は Windows XP に比べるとさすがに重く感じるが動作は安定
している。スペックの低さを考えると驚くほどしっかり動作。
起動時間は約1分48秒。
〔結論〕
クロック周波数1GHzのCPUと512MBのメモリーでも、Windows 7 は安定して動作。
Windows Aero には対応できなく、Windows XPより動作は重い。
安定して動作したことが驚き。
ざっとこのようなことが紹介されていました。
要は、 Vista マシンなら Windows 7 にすべし。 XP マシンなら、考えどころ
って感じです。
結局僕は、Vista マシンを持っていないので、Windows 7 の恩恵を得るには、
やはり Windows 7 マシンを買わないといけないようです・・・
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