2017年08月06日

損失余命

皆さんは「損失余命(そんしつよめい)」という言葉...知っていますか?

ネットで調べると、『食事や行動などにどれだけのリスクがあるかを寿命の
減少で示したもの。』とあります。

略称は“LLE”( Lost Life Expectancy )で、対象は摂取物の他にも低体重、
運動不足、大気汚染、ストレス、幼児虐待など多岐にわたるそうです。

その中で、今回は摂取物、食べ物を対象にしたいと思います。

健康リスクのある食べ物として、まず思い出すのは、福島原発事故で
農作物や魚介類、家畜、飲料水などが放射能で汚染され、それにより
食品のセシウム汚染などを多くの家庭が気にしました。

あの事故から、およそ6年半過ぎた今も、いまだに食品の安全性に懸念を
抱いている人がいるなど、そのイメージダウンは国内外で大きなものです。

今回の対象は、そうした何らかの事故によって汚染された食品ではなく、
普段から当たり前のように安心して口にしている食べ物の中に、
その摂取量によって自らの寿命を縮める食べ物があるというので、
それらを紹介します。

それでは、損失余命がある食事や食材、食べ物、飲み物、煙草などを
まとめたサイトがありましたので、その内容をベースに紹介したいと
思います。

まず、健康に良くない事でよく知られているものとしては、タバコが
あげられます。

タバコに含まれる発がん性物質によって寿命が縮まるということは
ご存知だと思いますが、これは【タバコ1本の損失余命は12分】と
いうことです。
もう少し具体的にイメージすると、喫煙者が1日に2箱40本吸うと考えると
40本×損失余命12分=480分(8時間)という計算になり、タバコ2箱
吸う人は損失余命が1日で8時間となるのです。

まあ、そうかな?... とも思えるのがコーヒーです。
理由は、カフェインが膀胱がんの発生率を高めたり、昔からコーヒーは
胃が荒れるといわれている点から損失余命が算出され、
【コーヒー1杯の損失余命は20秒】です。

ただ、コーヒ好きな僕は『コーヒーの1日に3〜4杯飲む人のほうが心筋梗塞、
脳卒中、呼吸器の病気による死亡リスクが低下する』という研究結果も
出ていますので、どうなんだろう... って感じです。

最近のニュースで、WHO(世界保健機関)が『加工肉や赤身肉には発がん性
がある』と発表したのをご存知かもしれませんが、【ソーセージ1本で
損失余命が25秒】です。

ソーセージ以外にも「ロースハム1枚で19秒の損失余命、ジャンボフランク
フルト1本で1分14秒の損失余命」なども公表されています。

このように、加工肉をたくさん食べている人は、大腸がんの発生率が
高くなると言われています。

そして、ちょっと驚きなのが【ひじきの煮物の損失余命が58分】でした。

日本の伝統的な食材で、鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富で、
どちらかといえば健康によいイメージがあるひじきですが、
小鉢に入ったひじき1人前の損失余命が58分と単位が秒どころか1時間近くと
なっていることは、あのタバコの損失余命の12分と比べても驚きです。

理由は、ひじきは無機ヒ素の濃度が非常に高いためとされています。

実際、2004年7月英国食品規格庁より、ひじきは健康を害するため
食べない方がよいとの勧告が出されています。

そして、日本人の主食であるご飯も【白米お茶碗1杯の損失余命は39秒】
で、損失余命の原因は土壌の無機ヒ素を吸い上げてしまう性質による
ものだそうですが、ほぼ毎日食べるものだけに気になります。

そして、ミネラルウォーターも...
【ミネラルウォーターの損失余命、軟水1リットルで59秒、硬水はそれ以上】
ミネラルウォーターには放射性物質のラジウムも含まれる場合があるので
損失余命が増えるとの事です。
水道水より安全だと思っていたのに、これは意外です。

こうして見て行くと、日常食べている食材に損失余命があり、神経質に
考えれば、もう食べるものがない!ということになります。

ところで、損失余命って? 今更ですがもう一度調べて見ると・・・

損失余命は、メリットは無視してデメリットだけで算出し それを食べたら
寿命はどれほど縮むかを見たものです。

数値はリスク面のみを積み上げて算出され、プラスに寄与する要素を
考慮していません。そもそも人間は何も食べずには生きられません。

多くの食べ物に何らかのデメリットとメリットがあるわけで、
損失余命は“食べてはダメ”という短絡的な指標ではないのです。

このように、損失余命はリスク面のみの数字だけを加算して出して
いる為に、その食事の食材に関してのプラス面の良い点は加味されて
いません。

よって、食べ物によってはリスク面よりも栄養面などのプラス面の方
が多い場合もあり、それにより余命はプラスマイナスでプラスになる
場合もあります。

要は、損失余命だけを気にせず、摂らないことのデメリットも考えて
バランスよく食事を楽しむことだと、結論付けたいと思います。

そして、危険であれば日本の場合、厚生労働省などの政府機関から
国民に向けそれなりの警告や指導が出ると思います。

なお、損失余命の数値は特定の団体などがまとめて発表しているもので
はなく、WHO(世界保健機関)を始め各国の医療機関・団体などでリスク
指標の一つとして使用されています。





【この記事は、僕のメルマガ 『しんたさんのメルマガ』 の中の「しんたのたわ言」の部分です。】





posted by しんた at 10:25| Comment(0) | しんたのたわ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする