2017年08月20日

たった一文字違い

今回は、『たった一文字違いで伝わるニュアンスが違う』という話題です。

僕も経験がありますが、例えば「何を食べたい?」と聞かれたとき、
「○○でいい...」と答えたとき、それは「○○がいい...」でしょう?
と...「で」と「が」を直されたことがあります。

お分かりだと思いますが、「で」と「が」の一文字が違うだけで、
そのニュアンスが違います。

「で」の場合は、○○以外にもっと食べたいものがあるけど、妥協して
○○にした... 「が」は、○○を食べたいという感じです。

こうした、『たった一文字違いで伝わるニアンスが違う』という話題が、
あるサイトに紹介されていました。

ひとつは、飛行機でのCAによる機内アナウンスです。

CAが、機内で「みなさま、本日は、ご搭乗いただき、ありがとうございます。
この飛行機は○○○便、□□行きです」とアナウンスしたところ、乗客から
クレームがあったそうです。

いったいどこが問題なのか?... その乗客の言い分は、「『本日は』という
表現は、おかしい」という指摘です。「自分は何度も何度も搭乗している
のだから、『本日は』ではなく、『本日も』が正しいのではないか」と
いうのです。

その後、その飛行機会社は『は』を『も』に変更したとのことです。
 
僕の感覚からすれば、その乗客は幾分クレーマではないかと思うのですが、
おそらくその乗客は自分が軽んじられていると思われたのでしょう。
たった「も」と「は」の1文字の違いが、クレームにつながったという
本当にあった話のようです。

次は、タクシーでの話。

タクシードライバーが客の行き先を復唱するとき、「疑問形」を使うと、
クレームにつながることがあるそうです。 
例えば、客が「○○までお願いします」と言ったとき、「○○ですか?」
と聞き直してはいけません。「なんだ、近すぎるから○○に行っては
いけないのか?」と非難されていると受け取る人が、いるのです。
「○○ですか?」ではなく、「○○です『ね』」と断定的に復唱する。
語尾の違いだけですが、「か?」の1文字で、客を不愉快にさせてしまう
ことがあるというお話です。

このように、
『たった一文字違いで伝わるニアンスが違う』代表的なものには

・「〜は」と「〜が」と「〜も」
・「〜か」と「〜ね」

があります。 

「〜は」と「〜が」と「〜も」の例でいうと、「ディズニーランドは大好き」
「ディズニーランドが大好き」「ディズニーランドも大好き」といった感じ
です。ディズニーランドが他のものに比べて、どのくらい好きなのかの
程度が違ってきます。

また、「〜か」と「〜ね」は「ディズニーランドが大好きなんですか?」
「ディズニーランドが大好きなんですね?」と、相手の話をきちんと聞いて
いますよというサインとして、オーム返しをする場合があります。

では、何が違うのか?

「ディズニーランドに行ったんですか?」というと、相手の言葉を受けた
にも関わらず、相手に質問を投げ返しています。
話し手は自分の話を聞いてもらっているという感じが少ないのです。

一方、「ディズニーランドに行ったんですね?」は、相手の話をしっかりと
受け止めた感じがします。

すなわち、あなたの話をしっかりと聞いていますよ、というメッセージが
暗黙のうちに伝わります。


最後にあるサイトに、面白い説明がありましたので紹介したいと思います。

「『が』は接着剤、『は』は切り離す」という説明です。

例えば、「本を読むことが好きです」と「本を読むことは好きです」の文、
なんとなくそのニュアンスの違いがわかると思います。

『が』を使っている文章の方が「読書が好き」という思いが伝わって
きます。一方で『は』を使っている文章だと、「趣味の中の1つとして
読書が好き」という意味合いになります。

このように、『が』は自分の好きなこと、能力や希望を示します。
『は』物事を比較・区別する場合に使用します。

今回は、国語の勉強会のようになってしまいましたが、たった一文字でも
ニュアンスが違ってくるということを、頭の片隅に残して会話をすると
良いかもしれませんね...




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2017年08月13日

調味料の雑学

今回は、料理にかかせない調味料の雑学です。

料理でよく言われる“さしすせそ”...

ご存知だと思いますが、料理の時、調味料を入れる順番のことで、

1.さ=砂糖
2.し=塩
3.す=酢
4.せ=せうゆ(昔の表記で“しょうゆ”)
5.そ=みそ

ですね。

この“さしすせそ”には入っていないのですが、料理を美味しく仕上げるのに
大きな効果を出す調味料として、酒、料理酒、みりん、みりん風調味料が
あります。

ところで、酒、料理酒、みりん、みりん風調味料の違いって分かりますか?
なんとなく分かるような、でも上手く説明できない...ってところではない
でしょうか?

まず、酒と料理酒の違い...

市販されている料理酒については、酒としての飲用を避けるため、
多くの場合2%程度の塩が加えられています。それは、塩を加えて
飲めないようにして酒税のかからない食品にしているのです。

ただ、無塩タイプの料理酒も販売されていますが、ラベルに“料理酒”や
“醸造調味料”と書かれていたら塩が入っていると思ってください。
よって、料理酒を使う場合は、塩分が含まれていることを考え、塩や醤油の
量を調整します。

料理酒は料理にコクや旨味を加えるため、米の外側部分も使っているため、
料理をおいしくするうまみ成分や有機酸などの成分を豊富に含み、酸味や
雑味がそのまま残っています。

一方清酒(日本酒)は米、麹、水が主な原料で、原料の米を削り、真ん中の
部分のみを使って、飲用を目的に余分な酸味・雑味をおさえて作られます。
飲用の清酒でおさえた雑味の中には、調理には有効なうまみ成分も
多く含まれているため、料理酒のほうがコクやうまみが強い場合もあります。

次に、本みりん(みりん)とみりん風調味料の違い...

本みりんはもち米、米麹、焼酎または醸造用アルコールが原料で、醸造して
甘みを出しています。
本みりんは、米の甘みを残したまま醸造した“酒”で、アルコール度数も
清酒並みです。
一方、みりん風調味料はアルコールをほとんど含まず、水あめに調味料を
加えてみりんのような味に仕上げている調味料のため、酒税がかかりません。


次に、『サラダ油の「サラダ」って何?』... 考えたことありますか?

「サラダ」といえば、生野菜を思い浮かべますが、サラダ油と生野菜は
なんとなく結びつきません・・・

食用油の大手メーカー、日清オイリオのホームページによると、
サラダ油とは、日清オイリオが開発した食用油の商品名として
名付けられたそうです。

最初に開発されたのは大正13年。当時、日本では、食用油といえば、
揚げ物などに利用するのが普通でしたが、西洋では塩や酢を加え、
ドレッシングのようにして生野菜にかけて食べていました。
そこで、火を加えなくても生でも食べられる食用油に「サラダ油」と
つけたそうです。

サラダ油は、今でも揚げ物や炒め物に利用することが多いですが、
実は生で食べられる油だったのですね...

そして、サラダ油を名乗るには日本農林規格(JAS)に認定されなければ
なりません。
油菜、ひまわり、トウモロコシなどの定められた材料を、JASに認定された
工場で作り、低温で放置しても凝固や白濁などをしない...などの規定を
クリアして、はじめて「サラダ油」を名乗ることができるのです。

結構、厳しいですね...




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2017年08月06日

損失余命

皆さんは「損失余命(そんしつよめい)」という言葉...知っていますか?

ネットで調べると、『食事や行動などにどれだけのリスクがあるかを寿命の
減少で示したもの。』とあります。

略称は“LLE”( Lost Life Expectancy )で、対象は摂取物の他にも低体重、
運動不足、大気汚染、ストレス、幼児虐待など多岐にわたるそうです。

その中で、今回は摂取物、食べ物を対象にしたいと思います。

健康リスクのある食べ物として、まず思い出すのは、福島原発事故で
農作物や魚介類、家畜、飲料水などが放射能で汚染され、それにより
食品のセシウム汚染などを多くの家庭が気にしました。

あの事故から、およそ6年半過ぎた今も、いまだに食品の安全性に懸念を
抱いている人がいるなど、そのイメージダウンは国内外で大きなものです。

今回の対象は、そうした何らかの事故によって汚染された食品ではなく、
普段から当たり前のように安心して口にしている食べ物の中に、
その摂取量によって自らの寿命を縮める食べ物があるというので、
それらを紹介します。

それでは、損失余命がある食事や食材、食べ物、飲み物、煙草などを
まとめたサイトがありましたので、その内容をベースに紹介したいと
思います。

まず、健康に良くない事でよく知られているものとしては、タバコが
あげられます。

タバコに含まれる発がん性物質によって寿命が縮まるということは
ご存知だと思いますが、これは【タバコ1本の損失余命は12分】と
いうことです。
もう少し具体的にイメージすると、喫煙者が1日に2箱40本吸うと考えると
40本×損失余命12分=480分(8時間)という計算になり、タバコ2箱
吸う人は損失余命が1日で8時間となるのです。

まあ、そうかな?... とも思えるのがコーヒーです。
理由は、カフェインが膀胱がんの発生率を高めたり、昔からコーヒーは
胃が荒れるといわれている点から損失余命が算出され、
【コーヒー1杯の損失余命は20秒】です。

ただ、コーヒ好きな僕は『コーヒーの1日に3〜4杯飲む人のほうが心筋梗塞、
脳卒中、呼吸器の病気による死亡リスクが低下する』という研究結果も
出ていますので、どうなんだろう... って感じです。

最近のニュースで、WHO(世界保健機関)が『加工肉や赤身肉には発がん性
がある』と発表したのをご存知かもしれませんが、【ソーセージ1本で
損失余命が25秒】です。

ソーセージ以外にも「ロースハム1枚で19秒の損失余命、ジャンボフランク
フルト1本で1分14秒の損失余命」なども公表されています。

このように、加工肉をたくさん食べている人は、大腸がんの発生率が
高くなると言われています。

そして、ちょっと驚きなのが【ひじきの煮物の損失余命が58分】でした。

日本の伝統的な食材で、鉄分、カルシウム、食物繊維などが豊富で、
どちらかといえば健康によいイメージがあるひじきですが、
小鉢に入ったひじき1人前の損失余命が58分と単位が秒どころか1時間近くと
なっていることは、あのタバコの損失余命の12分と比べても驚きです。

理由は、ひじきは無機ヒ素の濃度が非常に高いためとされています。

実際、2004年7月英国食品規格庁より、ひじきは健康を害するため
食べない方がよいとの勧告が出されています。

そして、日本人の主食であるご飯も【白米お茶碗1杯の損失余命は39秒】
で、損失余命の原因は土壌の無機ヒ素を吸い上げてしまう性質による
ものだそうですが、ほぼ毎日食べるものだけに気になります。

そして、ミネラルウォーターも...
【ミネラルウォーターの損失余命、軟水1リットルで59秒、硬水はそれ以上】
ミネラルウォーターには放射性物質のラジウムも含まれる場合があるので
損失余命が増えるとの事です。
水道水より安全だと思っていたのに、これは意外です。

こうして見て行くと、日常食べている食材に損失余命があり、神経質に
考えれば、もう食べるものがない!ということになります。

ところで、損失余命って? 今更ですがもう一度調べて見ると・・・

損失余命は、メリットは無視してデメリットだけで算出し それを食べたら
寿命はどれほど縮むかを見たものです。

数値はリスク面のみを積み上げて算出され、プラスに寄与する要素を
考慮していません。そもそも人間は何も食べずには生きられません。

多くの食べ物に何らかのデメリットとメリットがあるわけで、
損失余命は“食べてはダメ”という短絡的な指標ではないのです。

このように、損失余命はリスク面のみの数字だけを加算して出して
いる為に、その食事の食材に関してのプラス面の良い点は加味されて
いません。

よって、食べ物によってはリスク面よりも栄養面などのプラス面の方
が多い場合もあり、それにより余命はプラスマイナスでプラスになる
場合もあります。

要は、損失余命だけを気にせず、摂らないことのデメリットも考えて
バランスよく食事を楽しむことだと、結論付けたいと思います。

そして、危険であれば日本の場合、厚生労働省などの政府機関から
国民に向けそれなりの警告や指導が出ると思います。

なお、損失余命の数値は特定の団体などがまとめて発表しているもので
はなく、WHO(世界保健機関)を始め各国の医療機関・団体などでリスク
指標の一つとして使用されています。





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posted by しんた at 10:25| Comment(0) | しんたのたわ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする