2017年05月07日

高速道路を走りました?

今日でゴールデンウィークも終わり... 日常生活から開放されて、思い切り
楽しまれた方も多かったと思います。

しかし、高速道路はやはり混雑したようで、ハンドル握っていた方は、お疲れ
様でした。

高速道路を走っていると、必ず目にするのが標識ですが、皆さんはあの標識に
書かれている文字が、普通の文字と違うってご存知でしたか?

僕もクルマを運転していますが、今回この情報を得て、初めて知った事が
あったのです。

なんでも、標識に書かれている文字は「公団ゴシック」と呼ばれるものだ
そうで、高速道路の標識で40年以上にわたり使われてきた、字形が独特で
特徴的な文字ということですが、僕は言われなけば気づきませんでした。

ただ、最近は、これを目にする機会が減りつつあるそうで、近い将来には
見られなくなるかもしれないと言われています。

これまで、高速道路の標識には、和文に「公団ゴシック」と呼ばれる
「公団標準文字」のフォントが使われてきました。

※「公団」とは、民営化されてNEXCO各社などになる前の「日本道路公団」で、
 2005年まで日本の高速道路などを建設、管理してきた特殊法人になります。

最初に「公団ゴシック」が採用されたのが、 1963年7月で、日本で最初の
高速道路として名神高速の 栗東IC〜尼崎IC 間 71.7km が開通したとき
からです。

「公団ゴシック」のフォントは、遠くから、そして速く移動するクルマから
でも認識しやすいよう、字の画が直線的にデザインされ、さらに画やハネ
などが省略されるなど、独特のものになっています。

では、なぜ「公団ゴシック」が見られなくなるかもしれないという危機が
迫っているのか... 不思議ですよね?

「公団ゴシック」は、長年にわたり全国で使われたことから、標識メーカー
それぞれが製作し続けてきたため、文字ごとのばらつきが著しくなり、
フォントとしての統一感に欠け、字画を省略しすぎて、正字かどうか
疑わしい字が散見されたという、問題を抱えるようになってきたのです。

しかも、デジタルフォントが普及した現在では、視認性に配慮したフォントも
登場してきたこともあり、1字ずつ個別にデザインしていた「公団ゴシック」を
使い続けるよりも、販売されているフォントを導入するほうが効率的になって
きたのです。

例えば、2010年、NEXCOの3社が標識用の新フォントとして、和文に
「ヒラギノW5角ゴシック体」、アルファベットに「ビアログミディアム」、
数字に「フルティガー65ボールド」を採用しました。

これらの新フォントは、新たに設置される標識や老朽化して交換される標識に
使われ始めています。
つまり、「公団ゴシック」の標識はいまあるものだけで、今後は必然的に
淘汰されていくことは明らかです。

道路標識の耐用年数は、設置環境などに左右されますが「20年」が目安だ
そうです。

私たちが生きているうちに、「公団ゴシック」はすべて消滅してしまい
そうです。

なお、最近では「公団ゴシック」を再現したフリーの OpenType/TrueType
フォントで、ひらがな、カタカナ、JIS第一水準を中心とした漢字、英数字、
記号のほか、道路標識の絵文字を収録しているソフト(※)が配布されて
いますので、ご興味ある方は、ぜひダウンロードされたらいかがでしょうか?


※ GD-高速道路ゴシックJA( http://www.hogera.com/pcb/font/
  コンピュータ用の無償のフォントセット。

※ 本記事の内容は gooニュース(2016年10月16日)より、引用しました。





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posted by しんた at 09:29| Comment(0) | TrackBack(0) | しんたのたわ言 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする